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2014年に発売されたステーションワゴンであるスバル・レヴォーグ。
レガシーの遺志を継ぐ新たなステーションワゴンとして、その地位を確立しつつあります。
そんなレヴォーグですが、安全性はどのようになっているのでしょうか。
また、自動ブレーキや横滑り防止の性能はどれほどなのでしょうか。
この記事の内容
【スバル・レヴォーグ】は運転しやすい?運転しにくい?
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/driving/1.6engine.html
車の運転しやすさは、安全運転を行うためでも大切な要点です。
というわけで、まずはレヴォーグの運転のしやすさについてご紹介します。
まずレヴォーグは全グレードが「3ナンバー車」です。
ミニバンやコンパクト車で主流の5ナンバーよりは大きめの車ということになりますが、そこまで大きさに差があるわけではないので(横幅が若干長いくらい)、取り回し等で運転に差は出ないでしょう。
運転席の工夫
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/design/interior.html
レヴォーグの運転席は、乗り心地とサポート性を追求したシートを採用しています。
シートのメイン・サイドはともに硬さの違う素材を使用することで、長時間のドライブでも疲れにくい、安心・集中してドライブができるシートを作ることに成功しました。
また、コーナリングや左折・右折時に視界を妨げないように車体全体のピラーの形状やサイドミラーの位置が工夫されており、左右の視界だけでなく、全方位の視界を広くとることができます。
エクステリアの工夫
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety1.html
内装面で安定したドライビングができるよう工夫されているレヴォーグですが、それはエクステリアでも同じです。
エアロパーツは空気力学を考慮した設計がなされており、大型フロア下アンダーカバー、ルーフスポイラーなど、車体の上部・下部を流れる空気の流れを整えるパーツを随所に採用し、走行安定性を高めています。
また、スバル独自の4WDシステム「シンメトリカルAWD」によって、左右対称の4WD駆動を実現していることから、走行安定性が飛躍的に向上しています。
運転のしやすさはこれだけではありませんが、これだけ紹介すればレヴォーグがいかに運転しやすい車かは、お分かりいただけると思います。
【スバル・レヴォーグ】の安全性や自動ブレーキなどの性能について
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety2_1.html
次は、レヴォーグの安全性や自動ブレーキについてご紹介します。
サポカーとは
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety2_1.html
最近上記のような「サポカー」と呼ばれる車を見かけるようになりました。
これは「セーフティー・サポートカー」の略称で、その車が持つ安全性能に対して日本政府が下す、一定の評価になります。
全部で4つのグレードがあり、下から「サポカー」「サポカーSベーシック」「サポカーSベーシック+」「サポカーSワイド」の区分があります。
「サポカー」に認定されるには、必ず自動ブレーキを搭載している必要があります。
「サポカーS」には自動ブレーキに加え、ペダル踏み間違い時の加速抑制装置のような高齢者向けのサポート機能が搭載されています。
また、自動ブレーキが低速時の対車両用、全速度域での対車両用、全速度域での対歩行者用、いずれに属するかで「ベーシック」「ベーシック+」「ワイド」に分かれます。
あくまで「自動ブレーキ」が中心ですから、グレードが高いから安全性能が高い、というわけではありませんのでご注意ください。
レヴォーグの場合は「サポカーSワイド」に該当するので、あらゆる安全対策が施された車ということが政府から証明されたことになります。
スバルが誇る安全装備「EyeSight」
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety2_1.html
最近はどのメーカーも安全装備が当たり前になってきましたが、その中でもスバルが誇る安全装備が「EyeSight(アイサイト)」です。
これはスバルと日立が共同で開発した衝突被害軽減システムで、車体前方に搭載されたステレオカメラで路上の様々な障害を検知し、衝突が予想される場合にその被害を軽減するためにブレーキ補助を行うシステムです。
実はこのアイサイトは市販車用に実用化された世界初の安全装備であり、以降「Toyota Safety Sence」「Honda SENSING」など、各メーカーがこぞって安全装備を開発するようになりました。
プリクラッシュブレーキ
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety2_1.html
各メーカーの安全装備は、サポカーが主導する通り「自動ブレーキ」にあります。
アイサイトが「衝突の危険がある」と判断した場合、警報と警告表示でドライバーに危険を知らせます。
ドライバーがブレーキ、もしくはステアリングで回避行動をとった場合「プリクラッシュブレーキアシスト」「プリクラッシュステアリングアシスト」で一時的にブレーキの利きとハンドリングを向上させ、衝突回避、もしくは被害軽減に努めます。
このシステムにより、スバルは追突事故発生率を84%減少させることに成功しました。
また、自動車事故対策機構などが2017年度に実施した「予防安全性能アセスメント」にて、アイサイト搭載のレヴォーグは最高ランクのASV++を獲得しました。
以上より、レヴォーグが極めて精度の高い安全装備を搭載していることがお分かりいただけたと思います。
【スバル・レヴォーグ】の横滑り防止機能は付いているの?
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety1.html
横滑り防止装置は、ダイムラークライスラー社等の調査でも事故の軽減に効果があるとされており、日本では2012年10月以降に発売・フルモデルチェンジされた車種から順次装着が義務化されていて、当然レヴォーグにも搭載されています。
VDC
引用:https://www.subaru.jp/brand/technology/technology/safety_active.html
レヴォーグに限らずスバル車が搭載している横滑り防止装置が「VDC(ビーグルダイナミクスコントロール)」です。
コーナリング中の滑り出しを車が検知すると、車が理想のラインに戻れるように4輪の駆動や制動、エンジン出力やAWDのトルクバランス等をコントロールします。
これにより、車は不安定な挙動が抑えられて安定した運転が可能になります。
本来4WD車なので安定した走行能力を持つレヴォーグですが、VDCの制御で武装されて盤石の安定性を誇ります。
【スバル・レヴォーグ】の安全性まとめ
引用:https://autoc-one.jp/subaru/levorg/report-3432229/0002.html
ここまでレヴォーグの安全性についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
レヴォーグは運転席や窓の形状、またエアロパーツ等の工夫によって運転のしやすさを向上させています。
また、国内最高峰の安全装備「アイサイト」を搭載することで追突事故発生確率を従来のスバル車に比べて84%も減少させました。
また、VDCと呼ばれる横滑り防止装置を搭載することで盤石の走行安定性を実現しています。
安全装備が充実した車に乗ることで万が一の時の被害を軽減することができますが、一番大切なのは「万が一」を作らない運転を心がけること。
装置を過信せず、自身の運転技術を過信せず、日々安全運転をこころがけて、自分や周りの人を危険にさらさない、素敵なカーライフを送りましょう。
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