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スバルレヴォーグがE型にマイナーチェンジしました。
フルモデルチェンジとまではいきませんでしたが、新型と旧型のレヴォーグは何が違うのでしょうか。
今回はスバルレヴォーグの新型・旧型、さらには年式について解説していきます。
この記事の内容
【スバル・レヴォーグ】現行・新型、どこが変わる?
スバルレヴォーグは2018年4月にマイナーチェンジを行いE型となりました。その前は2017年7月にマイナーチェンジしており、こちらはD型です。
ご存知のかたも多いかもしれませんが、スバルでは毎年何かしらの改良を行うのが特徴で、スバルレヴォーグは2014年に発売となり、今回を含めて4回も改良を行ってきました。
- 2014年4月:レヴォーグ発売(A型)
- 2015年4月:一部改良(B型)
- 2016年4月:一部改良(C型)
- 2017年7月:大幅改良(D型)
- 2018年4月:一部改良(E型)
スバルでは、改良する度に各モデルに記号をAから振っています。これも一つの特徴で、改良する度にA⇒B⇒C⇒D⇒Eと続いていきます。
そして、スバル車の傾向としてE型はそのモデルの最終形態とされ、その次はフルモデルチェンジが行われると予想できます。
では、一部改良によってスバルレヴォーグはどのように変わったのか見ていきましょう。
まずは、前回のビッグマイナーチェンジD型の変更点をご紹介します。
スバルレヴォーグが2014年に発売してから3年経ち、ビッグマイナーチェンジが行われD型となりました。
ビッグマイナーチェンジというからには大幅な改良が施されたということですが、大きな変更点は「アイサイトツーリングアシスト」が全グレード標準装備になったことです。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety2_1.html
アイサイト・ツーリングアシストの特徴は、0km/h ~約120 km/hの幅広い車速域に対応してくれること。具体的には、アクセル・ブレーキ・ステアリング制御を自動でアシストしてくれるというものです。
ロングドライブや渋滞時にこのような機能があれば、ドライバーの負荷を大幅に軽減してくれますね。
また、新たな先進安全装備も使いしており、後退時自動ブレーキシステム、フロントビューモニター、スマートリヤビューミラー、ステアリング連動ヘッドランプ等も備わりました。
アイサイトツーリングアシストの他に追加として大きいのが、オートビークルホールドです。
オートビークルホールドは、停車した際にブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持してくれるという機能です。アクセルを踏むとブレーキを自動で解除してくれます。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/design/exterior.html
その他の変更点としては、エクステリアがフロントバンパーとフロントグリル、LEDランプのデザイン変更によりスポーティーさが増したことです。
インテリアでは、インパネ、センターコンソール、パネルなどの質感を向上させスポーティーの中にも高級感を演出しています。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/utility/package.html
リヤシートは4対2対4の分割方式を採用し、シートアレンジの幅が広がったことも大きいです。センターシートだけ倒して、後部座席に2名乗車していても長尺物を積むことができるなど利便性が良くなっています。
続いて、今回の一部改良E型の変更点です。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/design/exterior.html
今回の一部改良でレヴォーグはE型へと変わり、6月1日に発売されました。
前回がビッグマイナーチェンジだったので、今回の変更点は小さなものです。
一番の変更は、SUBARU60周年特別記念車「1.6GT EyeSight Smart Edition」の追加です。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/smartedition/
デザインの変更はなく、運転支援・視界拡張アイサイトセイフティプラスを標準装備、アルミパッド付きスポーツペダルやLEDハイアンドロービームランプの追加など16万円相当の装備が追加されながらも、価格を抑え気味にしています。
価格は1.6GT EyeSight S-styleが2,926,800円、1.6GT-S EyeSightが3,078,000円なのに対し、1.6GT EyeSight Smart Editionは2,948,400円と中間に位置します。
【スバル・レヴォーグ】の旧型について
スバルレヴォーグの新型がでることで旧型のレヴォーグに与える影響は、中古車の価格変動です。
スバルは、定期的に年次改良を行い、それはレヴォーグも例外ではありませんね。その度に、中古車の価格が変動するということは、レヴォーグの購入を検討している方ならぜひともチェックしておきたいところ。
新車で買うとなると予算的に厳しいという方でも、中古車であれば憧れのレヴォーグを手に入れられるかもしれません。
中古車検索サイトをチェックすると、レヴォーグの中古車全体の平均価格は280万円台を推移していましたが、一部改良をきっかけに中古車の流通台数は一気に増加。ある年では、100台から200台へと倍増しているのです。
しかも走行距離も平均で15,000kmだったのが10000kmと5000kmも減っていると言うからなお驚きですね。
たとえば、2016年式である1.6GTアイサイトは一部改良する前は319万円が中古車の平均価格でしたが、改良してからたった1週間で265万円にまで落ちているのです。その差額は約50万円と大幅な変動を起こしています。
中古車の流通台数が増加したとは言え、走行距離が平均で7000km前後のコンディションのレヴォーグが多い中で、50万円も値落ちするのはインパクトが大きいですね。
ただし、一部改良によって旧型レヴォーグが必ずしも値落ちするとは限りません。中には、一部改良前よりも価格が高騰するグレードもあります。
たとえば、その当時最上級とされていたグレード2.0GT-Sアイサイトは平均価格280万円だったところ、一部改良を機に340万円にまで値上がりしているのです。
このような価格の変動によってバランスが保たれているので、レボーグの中古価格は全体的に横ばいになっているように見えるのです。
つまり、旧型レヴォーグでは価格が高くなっているものもあれば、逆に一部改良によって安く手に入れることもできるということです。
一部改良したタイミングで、中古車検索サイトをくまなくチェックしてみて、良品の旧型レヴォーグがないかどうか探されることをおすすめします。
特に、2.0Lモデルは値上がり傾向にありますが、1.6Lモデルは値落ちしているものが多いです。
今、旧型レヴォーグを中古で買うなら1.6Lモデルがおすすめです。
【スバル・レヴォーグ】の年式で装備を比較!
最後に、スバルレヴォーグの年式で装備や変更点について解説していきます。
まず、初の年次改良でB型に移行したときの変更点です。
・アイサイトが全車標準装備化
・「アドバンスドセイフティパッケージ」がメーカーオプション設定
・アイサイトなしモデルは廃盤
・1.6リッター車のアイドリングストップ制御の最適化。燃費改善しエコカー減税対象車に
・GT系サスペンションのセッティング。しなやかな走り
・サンルーフをメーカーオプション設定(電動チルト&スライド式)
・特別仕様車「Proud Edition」の追加設定
大きな変更点と言えば、やはり安全装備のアイサイトが全車に標準装備化されたことでしょう。
次の年次改良でC型へ移行した際の変更点は以下のとおり。
・アイサイトプラウドエディションの廃止
・STIスポーツ展開開始
・シートベルトプリテンショナーを左右リアシートに装備
・リアシートのクッションを安全性の高い構造に改良
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety0.html
翌年の年次改良D型の変更点は以下のとおりです。
・アイサイトツーリングアシスト搭載
・オートビークルホールド搭載
・フロントグリル、バンパー、ヘッドライト、フォグランプの変更
・新色「ストームグレーメタリック」の追加
・インテリアパネルの質感向上
・リヤシートを4:2:4分割可倒式へ変更
・1.6GT EyeSightを除くグレードにシートヒーターが標準装備
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety1.html
最後にE型への変更点です。
・スバル60周年記念特別車設定
・STIスポーツのメッキドアハンドルの追加、ピアノブラック調ステアリングベゼルを追加
・アイサイトツーリングアシストの機能追加(人に対しての衝突回避機能、建物に対しての衝突回避機能)
このように、スバルレヴォーグは進化してきています。
レヴォーグの年次改良の特徴としては、外装は極力変えず、人気のないグレードを削り、アイサイトを中心とするドライバーをサポートする機能面の強化をしていっています。
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