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【スバル・レヴォーグ】の維持費やローン・残価設定などの情報について

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2014年に発売されたステーションワゴンであるスバル・レヴォーグ。

レガシーの遺志を継ぐ新たなステーションワゴンとして、その地位を確立しつつあります。

そんなレヴォーグですが、ローンや残価設定で購入するとどうなるのでしょうか。

また、年間維持費はどのくらいかかるのでしょうか。

この記事の内容

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【スバル・レヴォーグ】をローンで購入した場合の支払額

引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety1.html

車は高い買い物です。

安価なコンパクトカーでも200万円、ちょっと欲張れば500、600万円は下らないでしょう。

そんな高額なものを現金一括で買えたらどんなにいいか、とは考えるものの、ちょっと難しい話かもしれません。

ただ、それでも車に乗っている人は一杯、、、みんなお金持ちなのか?と思いきや、そうではありません。

ディーラーや各金融機関に、そういった「お金に余裕がないけれど車が欲しい人」のための金融商品があります。

それが「ローン」です。

ただ一口にローンといっても大きく分けて「ディーラーローン」と「銀行ローン」の2種類に大別されます。

ディーラーローンについて

ディーラーローンはその名の通り「カーディーラーが独自に用意しているローン」です。

一応細分化されていて、通常の「ディーラーローン」と新興勢力「残価設定型クレジット払い」の2種類があります。

残価設定型については後述ということで、このコーナーではディーラーローンについてご紹介します。

メリットとしてはなんといっても「入りやすい」ところにあります。

ローンといえば審査ですが、ディーラーローンがあらかじめ「車を買う経済的余裕がある人向け」の商品であることから、比較的審査が通りやすくなっています。

また、ディーラーローンになると、月々の支払いの度にディーラーが金利を受け取ることができ、結果としてディーラーがもうかります。

そのため「土壇場での値引き交渉に有利」というメリットもあります。

一方でデメリットもあり、なんといっても「金利が高い」ことです。

審査が通りやすいとはすなわち「多少無理のあるお客さんにも売れる」ということです。

つまりディーラーは「客の支払いが滞るリスク」と常に戦う必要があります。

そこで、そのリスクを分散させるためにどうしても金利が高くなってしまいます。

また、完済するまでは「ディーラーが車をリースしている」のとほぼ同じ状況、すなわち「車はディーラー名義」となり、自分の車としては認められません。

引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety3.html

では、ディーラーオプションでの支払いをシミュレートしてみます。

今回購入希望車グレードを「1.6GT-S EyeSight」した場合、本体価格は321万 円になります。

スバルが用意した「スバルクレジット」で支払う場合、以下の通りです。

○支払回数:60回

○実質年率:3.9%

○頭金:592,540円

○初回お支払額:62,818円

○2回目以降:58,900円

○支払総額:3,537,918円

銀行ローン

引用:https://newswitch.jp/p/13619

銀行ローンもその名の通り「金融機関が用意したカーローン」です。

ディーラーローンがディーラーで買うローンなのに対し、こちらは金融機関が販売しているローンという違いがあります。

メリットとしてはディーラーローンと違い「車が自分の名義」となります。

ローンの相手はあくまで金融機関であり、ローンで入ったお金で車を買えばいいわけですから、ディーラーからしたら「一括で買ってもらった」のと変化ありません。

また、親しい銀行や身内のいる金融機関であれば、0.1%程度金利を下げてもらうよう交渉が効く可能性があります。

デメリットとしては「審査が厳しい」ことでしょう。

相手は金融機関、その道のプロです。

お金を貸す人を選びますし、収入やその他の要素が貸す人の基準値以下の場合は、誰であれ容赦なく落とされるでしょう。

とはいえ最近、サラリーマン程度の年収であれば審査が通るようになりました。

金融機関は金融機関で、しっかり稼がなければいけないということでしょうか。

また審査の厳しさの弊害ですが「審査が遅い」というのもデメリットです。

2018年現在、即日審査はあり得ません。

暴力団員への融資が問題になっている昨今、どうしても深くしっかり審査しなければいけないため、そうでなくても1週間は覚悟した方がよいでしょう。

引用:https://www.subaru.jp/levorg/stisport/special/photo.html

では、銀行ローンでレヴォーグを買う場合はどれほどの費用になるのでしょうか。

ディーラーローンと同じ条件で、三菱UFJ銀行の「ネットDEマイカーローン」を使用すると仮定します。

また、ボーナスによる増額返済はなしにしました。

その結果、以下の通りです。

○借入期間:5年

○実質年率:2.975%

○月々の返済額:57,643円

○支払総額:3,458,580円

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【スバル・レヴォーグ】を残価設定で購入するのはアリ?

引用:https://www.subaru.jp/levorg/stisport/special/photo.html

「残価設定」とは、最近新しく登場した支払方法です。

正式名称を「残価設定型クレジット払い」といい「残クレ」と略されることが多いです。

以降こちらも「残クレ」と呼ばせていただきます。

残クレはディーラーローンの派生ですが、平たく説明すると

「数年後の売却額を想定したうえでその額を本体価格からいきなり差っ引き、残りの金額をローンとして支払う」

というものです。

つまり、300万円の車を5年後に100万円で売却すると決めた場合、それまでの60か月で払うのは200万円でよいということです。

また、支払いが終わった後は選択肢が3つあります。

①想定されていた売却額で車を売り、おしまい

②車を売った後で新しい車に乗り換え

③売却せず、残りの金額を一括、もしくは分割で払う

これらの選択肢の中から任意の行動をとるわけです。

引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/design/interior.html

メリットとしては「月々の支払いを抑えられる」ことです。

支払う金額がいきなり減るため、他の2つと比較しても極めて安く乗れます。

また、これはちょっとしたテクニックで「やりようによってはその後の費用が安上り」ということもあります。

例えば「3年で次の車に乗り換える」と初めから決めてかかることで、3年目の車検前に車を売却して、車検を回避することができます。

その後も同じスパンで新車を乗り継いでいけば、半永久的に車検を通さないことも可能です。

また、3年間での走行距離を抑えることで消耗品の交換や故障のリスクを減らすこともでき、これはこれで費用を抑えることも可能です。

一方でデメリットとしては「最終的な支払額が増加する可能性がある」ことです。

例えば3つの選択肢で③を選んだ場合、残りの支払額をローンで組むなら金利が多くなる場合があります。

また、残クレで購入した車は走行距離に制限がかけられており、それを超過すると超過料金を取られ、また返却時に傷・へこみ・汚れ・ニオイがひどいと、その修理費用をとられます。

最終的にディーラーへ「売却」する気なのであれば、極力きれいに、そして走行制限を守る必要があります。

また、残クレはディーラーローンの派生なので、ディーラーローンと同じ「高金利」「名義が自分でない」というデメリットを抱えています。

引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/driving/1.6engine.html

では、残クレでのレヴォーグの購入費用を計算してみましょう。

条件をディーラーローンと同様に設定した場合、以下の様になりました。

○支払回数:58回

○実質年率:3.9%

○頭金:592,540円

○初回お支払額:40,075円

○2回目以降:39,700円

○最終回お支払額:1,380,000円

○支払総額:3,643,275円

結局どの支払方法がいいの?

ここまで「ディーラーローン」「銀行ローン」「残クレ」の3種類のローンをご紹介しました。

では、結局どれがいいんでしょうか。

まず「とにかく審査で楽したい」「支払いはきっちり終わらせたい」という方はディーラーローンをお勧めします。

銀行ローンは審査が比較的厳しいうえに、残クレは最後の支払いが高額になります。

「最終的に安く済ませたい」「経済的に安定している」という方は銀行ローンを選びましょう。

何より車は自分の名義なので、安心して乗ることができます。

ただし、多少厳しい、長い審査は覚悟してください。

「車にお金をかけたくない」「たくさんの車種に定期的に乗りたい」という方は残クレを選びましょう。

車は自分名義でないですが、月々の支払いは飛躍的に安くなります。

ただし、他の2つと比較して走りに制限が多いことは気をつけましょう。

以上、自身のカーライフと相談したうえで決めてくださいね。

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【スバル・レヴォーグ】の維持費は年間どれくらいかかるのか

引用:https://autoc-one.jp/subaru/levorg/report-3432229/0002.html

さて、レヴォーグに限らず車は買った後もいろいろお金がかかります。

そう「維持費」です。

この維持費を計算してみましょう。

計算前の前提条件

引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/grade/grade.html#grade6

○購入費用は計算に入れない

○年間走行距離:1万キロ

○ガソリン代:154円

(2018年11月11日現在のレギュラーガソリン全国平均値)

○燃費:カタログ記載燃費の70%(1.6L車は11.2km/L、2.0L車は9.24km/L)

○任意保険料金:月4,000円

○駐車場代:月8,000円

○車検費用(重量税・自賠償込み):14万円

○買い替え予定:10年

○計算するグレード:1.6/2.0GT-S EyeSight(4WD)

レヴォーグ1.6GT-Sの年間維持費

ガソリン代    :137,500円

駐車場代     :  96,000円

任意保険     :  48,000円

車検費用     :  43,650円

自動車税(年)  :  39,500円

自賠責(年、概算):  16,350円

重量税      :  10,000円

年間維持費    :391,000円

レヴォーグ2.0GT-Sの年間維持費

ガソリン代    :  166,667円

駐車場代     :   96,000円

任意保険     :  48,000円

車検費用     :  43,650円

自動車税(年)  :  39,500円

自賠責(年、概算):  16,350円

重量税      :  10,000円

年間維持費    :420,167円

引用:https://www.subaru.jp/levorg/stisport/special/photo.html

さて、2台のレヴォーグの年間ランニングコストを計算してみましたが、いかがでしょうか?

ガソリン代の差くらいしかない2台ですが、それでも3万円近い差が年につくわけです。

ハイブリッド車とガソリン車であれば本体価格を上回るほどの差ですが、両方ともガソリン車なうえに2.0Lの方が「車両価格も年間維持費も高い」わけで、走れば走るほど2.0Lの方が維持費がかかります。

それだけ乗っていて楽しい車であることに間違いはないのですが、燃費の良さが生活の質を左右する昨今、ガソリン代だけで年間3万円の差ですから、ファミリーカーとしてはちょっと眉をひそめてしまう数値です。

やはり車は自分の生活と相談して、苦にならない範囲で仲良く付き合っていきましょう。

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