レヴォーグの新型はいつ出るか？２０１９年の最新情報をご紹介

「レヴォーグ」の名に込められた意味は「レガシィ・レボリューション・ツーリング」北米市場を主軸とする次期レガシィに代わり、日本専用ワゴンとして開発された新型レヴォーグは、2014年6月にデビュー。

そのレヴォーグの新型はいつ出るのか？現在の最新情報をまとめてみました。

レヴォーグの新型、外観予想はあるの？

https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety1.html

スバルが長年テーマとして掲げていた、走りを愉しむスポーツ性能・長距離をストレスフリーで走行でき、実用性を併せ持ったツーリング性能を具現化した。

扱いやすいボディサイズ、パワフルで爽快な走行フィールと低燃費を両立したダウンサイジング1.6L 4気筒水平対向直噴ターボエンジン、ぶつからない技術として確立された、最新のプリクラッシュセイフティ技術EyeSight ver3.0の搭載など、2014年の発表当時は大きな話題となった。

そして、2018年4月にレヴォーグはマイナーチェンジを行い、E型へと進化を遂げた。

https://www.subaru.jp/levorg/levorg/design/exterior.html

スバルの中期経営計画で持続的なフルモデルチェンジ掲げており、フルモデルチェンジにやる気を見せている。

またスバルの車種では、E型が最終モデルとなるケース【SJ型フォレスターやGP系スバル SVなど】が多くそれらにならうと近年でのフルモデルチェンジは濃厚であると言える。

しかし、新型レヴォーグに関しては公式からまだまだ何も情報が出てきておらず、2018年3月6日開催ジュネーブモーターショーで発表されたコンセプトモデルが出回っている現状であるが、新型レガシィ2019年発売予定とされているので新型レヴォーグは少なくとも2019年下半期～2020年初頭にはフルモデルチェンジの情報開示されてくるのではないでしょうか。

レヴォーグの新型、予想スペックの情報

エクステリア編

こちらが2018年3月6日開催ジュネーブモーターショーで発表されたコンセプトモデルであるが、大きなポイントは、フロントグリルのヘキサゴングリルや新デザインのヘッドライト、フロントウインドウ上部分の外側には次世代アイサイトと見られるカメラなどが挙げられる。

リアのライト類も新デザインに一新。

昨今のトレンドであるクーペ調のクロスオーバーSUVのデザインともとれるコンセプトである。

プラットフォーム編

新型レヴォーグには、スバルの新世代プラットフォームのスバルグローバルプラットフォーム（SGP）が採用される。

SPGは、全面改良を受けて新世代になっているインプレッサから採用され、2025年までを見据えたスバルの次世代プラットフォームとして製作している。

ドイツで目撃されたSGPのテスト車両。ベースはインプレッサと思われる。

このPSGは車種に合わせてプラットフォームを柔軟に変化させることが可能とされている。

ということは、従来の内燃機関のほか、HVやPHEV、EVにも対応するということだ。

また、車体剛性は部位により1.7～2倍にアップし、サスペンションを滑らかにストロークさせることで乗り心地もより向上もされるはずだ。

安全装備　アイサイト編

スバルと言えばアイサイトで搭載されたステレオカメラが道路状況を判断して運転サポートを行ってくれている安全装備だ。

さて、コンセプトモデルの上部の部品を新アイサイトのカメラと予想したが、当コンセプトモデルでは性能を一層向上させた次世代アイサイトやレーダー、高精度GPS・地図などの採用により、究極の安全として「自動車事故ゼロ」の実現を追求すると発表されている。

それに加えて、ソナーの搭載も噂されているため目が離せないところであるが、近年の実用化の情報は乏しいので、新型レヴォーグへの搭載の可能性は低いであろう。

エンジン編

スバルの中期経営計画では、2019年から順次ダウンサイジングターボエンジンを搭載していく方針と発表されている。

当時の情報でも2019年度に1.8Lターボモデルを順次搭載し、2020年からは1.5Lターボエンジンを群馬製作所で量産を開始する見込みとあったが、実際のところどうなるのだろう。

というのも、スイスジュネーブで開催されている「ジュネーブモーターショー 2019」（現地時間3月5日～17日開催）において、スバルは水平対向4気筒 2.0リッターエンジンを搭載する自然吸気仕様の「レヴォーグ」を展示したのだ。

現地のニーズを反映した選択なのだろうか。

同時に発表された新型〔E-boxer〕の搭載可能性も高い。

1.５L ターボモデル
1.８L ターボモデル
2.0L E-BOXERの3ラインナップが現実的か？

レヴォーグの新型、価格はどうなるのか？

燃費編

スバル新型レヴォーグの燃費は、新世代ダウンサイジングターボエンジンの搭載により、現行モデルから改善することを鑑みて考察していく。

先に触れた通りスバルには2タイプのダウンサイジングターボエンジンと、HVが搭載される可能性がある。

現行型のレヴォーグのJC08燃費は1.6Lターボモデルで16.0km/L、2Lターボモデルで13.2km/L。

新型ダウンサイジングターボエンジンの採用や諸々新技術の投入により、1.5L ターボモデル　18.0Km/L、1.８L ターボモデル 14～16km/Lというところが妥当な線だろうか。

なおHVが継続採用された場合、現行ハイブリッド搭載により燃費がアップは想定できる。

現行の2.0L E-boxer搭載のフォレスター18.6km/Lに2km/L前後の改善を見込み、20.6Km/L と予想する。

販売価格編

現行モデルは1.6Lターボエンジンが283万円、2Lターボが362万円からとなっていましたので、新技術の搭載から考察すると20万円程の値上げは仕方ないだろう。

その為、

1.5Lターボ：303万円
1.8Lターボ：380万円
2L E-BOXER：390万円

現行のレヴォーグで200万円台のエントリーが可能でしたが、新型は最低でも300万円からのエントリーとなるのが残念である。

レヴォーグの新型についてまとめてみた。

レヴォーグのモデルチェンジは2019～2020年と予想したが、2014年に初代モデルが誕生したレヴォーグは、2017年8月にD型へと生まれ変わり、2018年にE型へと年次改良が行われた。

タイミング的には、2019年がモデルチェンジの時期となるのが順当だが、進化したアイサイトなどによって実現する高度運転支援技術が市販化されるタイミングを鑑みると2020年に食い込むことも考えられる。

そのため、次期レヴォーグの情報公開は2019年末、市販化は2020年初頭であろうと。

モデルチェンジによって誕生する次期レヴォーグは、新たなプラットフォームであるSGPで開発・製造が行われて、新型ターボエンジンを搭載し、自動運転化につながる高度運転支援技術も組み込んだ、車に乗って走る愉しみや喜びに包まれるツアラーの完成形とも言える車であるはずだ。

STIの継続ラインナップも期待される

走りの質を売りにするレヴォーグだけに、次期型でもこのSTIモデルがラインナップされるのは間違いないだろう。

ちなみに現行型レヴォーグでは、1.6リッター/2リッターの両エンジン搭載車でそれぞれSTIグレードを選べる。

複数の排気量でSTIグレードが選べるとなると、ユーザーは様々な選択肢を享受しつつ、STI特有の刺激的な走りを楽しめる。

これはファンには非常に嬉しい点だろう

ここまで新型レヴォーグについて情報を書いてきたが、改めて現行モデルとの違いについてまとめてみる。

エクステリアデザインはキープコンセプト風

コンセプトモデルのようなレヴォーグらしいエクステリアは継続しながらも画期的な新デザインを採用している。

新開発エンジン

現行搭載エンジンは廃止となり新開発ダウンサイジングターボが搭載。
新型HVのE-boxerの搭載も濃厚。

メインプラットフォーム

新世代プラットフォームのスバルグローバルプラットフォーム（SGP）が採用。

安全装備

アイサイトのセンサー変更によってソナー追加の可能性も！？

「SUBARU 25年目のフルモデルチェンジ」と銘打ってプロモーションされてきたスバル期待のレヴォーグ。

25年前というものレガシーが販売開始された年だ。

これからのスバルを担っていくレヴォーグ、初フルモデルチェンジの動向は今後も目が離せない。

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